かめさきこども・アレルギークリニック

亀崎 佐織
日本小児科学会認定小児科専門医
日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
〒561-0872
大阪府豊中市寺内2丁目10番8号

電話:06-6865-5300

アレルギー辞典

花粉症

花粉症はいまや日本人の国民病といわれるくらい増加しています。

花粉症は、アレルギーの原因が、季節によって増加する樹木や雑草の花粉です。花粉が眼に入れば眼のかゆみ、涙、充血や腫れをおこし、鼻に入れば、くしゃみ、鼻水、鼻づまりをおこします。これを総じて花粉症といっています。花粉症は通常、眼と鼻の症状が主です。また、季節性がはっきりしていますし、花粉の飛ぶ量によっても症状が変わります。

一番多いスギ花粉症がこんなに増加しているのは、戦後大量に植林したスギが、花粉を大量に飛ばすようになったからとされています。スギの雄花が花粉を作る7月ころに暑い日が続くと、翌年の花粉が大量に飛ぶといわれています。実際にスギ花粉が飛ぶのは毎年2月半ばから4月末くらいまでです。気温が高く、乾燥して天気のよい日、風の強い日に大量に飛び、その量に応じて症状もきつくなります。

いわゆる花粉対策として、花粉を体内に入れない工夫が大事です。花粉の時期には、花粉のよく飛ぶ日は外出を控える、窓を閉め、帽子やマスク、めがねを使う、といったことです。また、外出から帰ったらうがい、洗眼、鼻かみなども習慣にしましょう。

アレルギーの基本は、どんな病気でもそうですが、アレルゲンを体内に入れない、アレルギー反応がおきないように前もって予防しておく、ということです。

花粉症でも、花粉の飛び始める2週間くらい前から抗アレルギー剤の飲み薬、点眼薬、点鼻薬を使ってしっかりガードしておくと、比較的楽に過ごせることを知っておいてください。いったんアレルギー反応に火がついて、眼も鼻もずるずるぼろぼろになってからでは、なかなかよくなりません。花粉情報をチェックするのも忘れずに!

花粉症の最新治療に「舌下免疫療法」があります。花粉の成分の入った液体を口の中にたらして毎日続けることによって、花粉への耐性をつけるのです。対象は12歳以上です。花粉のシーズンは開始することができません。治療効果はかなりいいのですが、2〜3年続けなければならず、根気も必要です。どこでもやれるわけではなく、講習を受けた医師しか処方できません。私も資格をもっていますが、この治療は詳しいお話をしたり、最初の処方は時間がかかったりするので、ひとりで診療をやっている間は余裕がなく、現在やっていません。アレルギー専門の耳鼻咽喉科にお尋ねください。

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