今月の独り言
ノーサイド
今年は元日から能登半島大地震、続けて悲惨な航空機事故と続き、なんと不穏な幕開けとなりました。能天気に新年おめでとー、と言えなくなったので、リセット、明るく、という年ではなくなりました。
診療が始まりましたが、アデノ・溶連菌はなりをひそめ、ウイルス性胃腸炎が増え、インフルエンザもB型で学級閉鎖が増えてきました。どれも重症にはならず、診断さえちゃんとすれば薬と経過の説明をして数日でよくなります。コロナもぱらぱらありますが、特徴がなく発熱も軽く1~2日なので検査せず終わっているものがあるかと思います。
14日の日曜日には、花園ラグビー場にリーグワンの試合を見に行きました。花園近鉄ライナーズがトヨタヴェルブリッツを迎えての試合。競技場で実際に生で見ると迫力が違います。全体を見渡せるので、攻撃の変化やスピードがよくわかるし、モールから出たボールがどう運ばれるか見えるし、スクラムの時の声も聞こえて、とても楽しい時間でした。その前後から、松任谷由実の「ノーサイド」を聞いて歌っています。昔から好きな歌でした。ラガーマンの恋人の最終の試合を見守る女子の目線で歌われていますが、試合が終わったノーサイドの風景を見事に表現していて、ユーミンすごい。私も学生時代彼氏がラグビー部だったので、いやほんとよくわかる。「人々がみんな立ち去っても私ここにいるわ」
私の患者さんにも今度高校生になる、ラグビー選手、アメフト選手がいます。怪我しないようにして頑張ってほしいです。
今年もどうぞよろしく。