便秘とは、便の回数が少ないか、出ないことをいいます。長い間小児科では便秘は病気扱いされてきませんでしたが、最近便秘治療のガイドラインもできて、子どもの便秘はちゃんと治しましょう、となってきました。

週に3回より少なかったり、排便時に痛みや出血があると便秘です。いったん便が出なくなると長い間肛門の上にたまって、水分がなくなり硬くなっていきます。そうなるといきむと痛くなるのでいきまなくなりますます出にくくなるという悪循環になります。浣腸して便を出し、お薬を飲んでいい便が週に3回以上出るように調整します。浣腸や薬はクセになったりはしないので、しばらく続けてちゃんと出るようになったらゆっくり薬を減らします。

トイレに行きたくなったら我慢せずにすぐ行きましょう。一日のなかでゆとりのある時間にトイレにすわる時間を作りましょう。

治療についてはご相談ください。

医療法人 創和会 かめさきこども・アレルギークリニックは豊中市(緑地公園駅近く)にある、小児科・アレルギー科の専門医です。

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